塗り替える色、音、香り、、、


家族に春生まれが多いので祝いに訪れた実家

幼馴染みの梅の木の

梅の花が満開を少し通り過ぎていました。


新年号『令和』の2字が使われている万葉集の32首の序文に

『梅は鏡前の粉を披き、、、』とあります。

〜梅は鏡の前のおしろいのように白く咲き〜(tankanokoyo.comより)

という意味のようですが、

柔らかいピンクをイメージする桜、に対して

梅のイメージカラーは白、ということになります。


桜色が、優雅でどこか自由で儚さを感じさせるのに対して

白色は、どこか強く、礼儀正しく、逞しさを感じさせます。


そして事実、梅の花言葉は

不屈の精神、高潔、忠実、忍耐。

さらには梅の花は枝にぴったりとくっつき丸い花びら

桜に比べて頑丈で厚みがあるというか、、、。


令和という時代に私たちに求められるもの

それは『白』という色が教えてくれているようでなりません。


新たな時代を音で聴くと

令(レイ・0)和(ワ・+)

ゼロにプラス


白色に私達は

0+

何を描いていくのか、、

何色をのせていくのか、、


平成最後の梅の木の下で

不思議と例年より強い

梅の香りに包まれたひと時でした。






Takako

Ayurvedic ∞ Color Life Specialist の『IMAIRO暮らし』dairy